ダンベルで行うリアレイズは、上体が前傾するため腰への負担が大きく、また反動を使ってしまいがちで「後部に効いているか分からない」という初心者が非常に多いです。これを解決するのが、胸トレ用のペックフライマシンに逆向きに座って行う「リアデルトフライ(リバースペックデッキ)」です。
01マシンのメリット:体幹の固定と軌道の安定
胸当てのパッドに寄りかかることで上半身が完全に固定され、反動(チーティング)を物理的に封じることができます。また、マシンの軌道が決まっているため、途中で広背筋や大円筋に負荷が逃げるのを防ぎ、純粋に三角筋後部だけを狙い撃ちできます。
動作中は、肩甲骨を「開いたまま(外転させたまま)」固定し、絶対に肩甲骨を寄せないように腕だけを後ろに開くのが、僧帽筋に逃がさない最大のコツです。
02グリップの握り方(プロネイト vs パラレル)
ハンドルの握り方でターゲットが少し変わります。手のひらを下に向ける(プロネイト/順手)で握ると、肩関節が内旋し、より純粋な三角筋後部へのアイソレーションが強まります。
手のひらを内側に向ける(パラレルグリップ)で握ると、三角筋後部に加えて、その少し奥にある小円筋や菱形筋など、肩と背中の境目の筋肉群(インナーマッスル)も動員され、背中上部のボコボコ感を強調できます。
小指で壁を押し返すイメージ
ハンドルを「手で握って後ろに引く」のではなく、「小指の付け根で、横の壁を押し広げる」イメージを持つと、前腕や二頭筋の関与が消え、肩の後ろ側にバチッ!と刺激が入るようになります。
まとめ
リアデルトフライは、初心者が最も簡単に「後部の収縮感」を掴める優れたマシン種目です。ダンベルレイズの前に数セット行い、筋肉の感覚(マインドマッスルコネクション)を目覚めさせるのにも非常に有効です。
