上腕二頭筋と上腕三頭筋は、互いに反対の働きをする「拮抗筋(きっこうきん)」の関係にあります。この性質を利用し、二頭筋の種目と三頭筋の種目を休憩なしで交互に行う「スーパーセット」は、アーノルドも愛用した腕の最強ルーティンです。
01スーパーセットの力学的メリット
一方の筋肉(例:二頭筋)が強く収縮している時、その裏側にある拮抗筋(例:三頭筋)は神経の働きによって強制的にリラックス(弛緩)させられます。
交互に鍛えることで、通常よりも筋肉の疲労回復が早まり、より強い力を発揮できるようになります。さらに腕全体に血液が集中し続けるため、袖が破れるほどのパンプアップが得られます。
02ルーティンの構成(3セットずつ)
【ペアA:高重量の基本種目】
1A: バーベルカール(二頭)- 8〜10回
1B: ライイング・トライセプスエクステンション(三頭)- 8〜10回
(※1Aと1Bを連続で行い、その後90秒休憩。これを3セット)
【ペアB:ストレッチ種目】
2A: インクライン・ダンベルカール(二頭長頭)- 10〜12回
2B: フレンチプレス(三頭長頭)- 10〜12回
【ペアC:パンプ・アイソレーション】
3A: ケーブル・プレスダウン・ロープ(三頭外側頭)- 15回
3B: ケーブル・ハンマーカール(上腕筋)- 15回
まとめ
スーパーセットはトレーニング時間を半分に短縮しながら、強度は2倍に引き上げる魔法のメソッドです。腕だけの日(アームデー)を作れるのであれば、必ず試すべきプログラムです。
