肩トレの日、ショルダープレスの後にサイドレイズ、リアレイズ、そしてフロントレイズを行う人は多いです。しかし、スポーツ科学とボディビルの観点から見ると、多くの人にとってフロントレイズは「不要」どころか「有害」になる可能性があります。
01前部は胸トレで限界まで使われている
三角筋前部は、ベンチプレス、ダンベルプレス、インクラインプレス、腕立て伏せなど、すべての「押す(プレス)」動作において、大胸筋と同等かそれ以上に強烈に活動しています。
もし胸のトレーニングを週に1〜2回しっかり行っている場合、三角筋前部は既に十分な筋肥大の刺激を受けています。ここにさらにフロントレイズを追加すると、筋肉が回復する隙がなくなり、オーバーワーク(慢性疲労)や肩の怪我を引き起こします。
02フロントレイズが必要な人とは?
ではフロントレイズが完全に無駄かというと、そうではありません。「胸の筋肉が強すぎて、ベンチプレス等で肩に全く刺激がいかない人」や、「怪我でプレス系の高重量が扱えず、アイソレーションで前部を追い込みたい人」にとっては非常に有用な種目です。
もし行う場合は、手のひらを上に向ける(アンダーグリップ)で行うと、大胸筋上部と三角筋前部の境界線に強いストレッチをかけることができます。
まとめ
自分のトレーニングプログラム全体を俯瞰してください。「前部は胸トレで、後部は背中トレで補助的に使われる。だから肩トレの日は中部に全振りする」。これが中級者へのステップアップの思考法です。
