筋肥大が完全に停滞してしまった上級者向け。筋肉を包む硬い「筋膜(Fascia)」を、強烈なパンプアップによる内側からの圧力で物理的に引き伸ばし、筋肉が成長するための「スペース」を強制的に作り出すアメリカの最新メソッドです。
01ベース種目(メカニカルテンションによる破壊)
1. デッドリフト または ラックプル:3セット × 6-8回(超高重量で速筋繊維を破壊)
2. ベントオーバーロウ:3セット × 8-10回(背中の厚みを作る)
3. ワイド・ラットプルダウン:3セット × 10回(広背筋上部と大円筋への刺激)
ここでは通常通り、重い重量で筋肉に物理的なダメージを与えます。インターバルは90〜120秒取り、毎セット全力で挙上します。
02フィニッシャー種目(FST-7:筋膜ストレッチ)
種目:ストレートアーム・プルダウン または ケーブル・プルオーバー
セット数:なんと【7セット】
回数:10〜12回(限界の重量から少し軽くしたもの)
インターバル:【厳格に30〜45秒】
03FST-7の真髄:セット間のポージング
このプログラムの最も過酷な部分は、わずか30〜45秒のインターバル中、休むのではなく「筋肉を極限までストレッチさせた状態、または収縮させた状態(ポージング)」を維持することです。
セットで筋肉に送り込んだ大量の血液(パンプ)を逃さず閉じ込めることで、筋肉の内側から猛烈な圧力がかかり、硬い筋膜が内側から押し広げられます。背中が張り裂けそうな痛みと熱に襲われますが、それが成長のサインです。
オーバートレーニングの危険
FST-7は中枢神経と筋肉に尋常ではないダメージを与え、筋肉の回復には最低でも5日を要します。ナチュラルトレーニーの場合、このプログラムは「4週間に1回(ショック療法)」程度に留めるか、十分な炭水化物と睡眠が取れる日に限定してください。
まとめ
「もうこれ以上パンプしない」という限界の先にある7セットの地獄。ここを乗り越えた時、背中は新しいサイズへと進化します。
