STRENGTH ARTS
内転筋(内もも)の解剖学と鍛え方
ANATOMY 6 minLEVEL: 初級

内転筋(内もも)の解剖学と鍛え方

スクワットの安定と、脚の絶対的な「太さ」を決定づける筋肉

SA
STRENGTH ARTS LAB
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「内転筋(ないてんきん)」は太ももの内側にある巨大な筋肉群(大内転筋・長内転筋など)です。多くの人が前ももと裏ももばかり気にしますが、太ももの体積の約30%は内転筋が占めています。脚のボリュームを出すためにも、スクワットで深くしゃがむためにも無視できない筋肉です。

01太ももの30%を占める「内転筋」

「内転筋(ないてんきん)」は太ももの内側にある巨大な筋肉群(大内転筋、長内転筋、短内転筋など)の総称です。

多くの人が「前もも(四頭筋)」と「裏もも(ハム)」ばかりを気にしますが、実は太もも全体の体積の約30%は内転筋が占めています。

正面から見た時に脚の間に隙間(サイギャップ)がある場合、それはボディメイクの観点からは「内転筋が未発達で脚が細く見える」サインとなります。丸太のように太い脚を作るには絶対に避けて通れない部位です。

  • 脚の太さと重量感を決定づける隠れた巨大筋肉
  • 開いた脚を閉じる(股関節の内転)働きを持つ

02大内転筋の隠されたパワーとスクワット

内転筋群の中で最も巨大な「大内転筋」は、脚を閉じるだけでなく、別の非常に重要な顔を持っています。

それは、スクワットで深くしゃがんだ状態から立ち上がる際に、大臀筋(お尻)と一緒に強力な「股関節の伸展(体を持ち上げる力)」を発揮することです。

特にパラレル(太ももが床と平行)以下の深いスクワットのボトムポジションにおいて、大内転筋は最大級の推進力を生み出します。内転筋が弱いと、スクワットのボトムで潰れやすくなります。

  • 深いスクワットのボトムからの立ち上がりを助ける最強の補助エンジン
  • スクワットの使用重量を伸ばすために必要不可欠

03内転筋を鍛える種目とアプローチ

内転筋を大きく発達させるためのアプローチは主に2つあります。

1つ目は「ワイドスタンスのスクワットやレッグプレス」です。足幅を肩幅より広く(ワイドに)開き、つま先と膝を外側に向けて行うことで、しゃがんだ時に内転筋が限界までストレッチされ、強烈な物理的負荷がかかります。

2つ目は「アダクション・マシン(座って脚を閉じるマシン)」です。スクワットで腰や膝が疲労している場合でも、内転筋だけを直接的に孤立させて限界まで追い込むことができる最高のアイソレーション種目です。

内転筋の肉離れ

内転筋は非常に高い柔軟性が要求される筋肉であり、十分なウォームアップなしにいきなりワイドスクワットなどの高重量ストレッチ種目を行うと、簡単に肉離れを起こします。必ず軽い重量で股関節を温めてから本番セットに入ってください。

まとめ

太ももの間に隙間(サイギャップ)があるのは、ボディメイクにおいては内転筋が未発達であるサインです。ワイドスタンスとアダクションマシンを導入し、脚を一本の太い丸太に仕上げてください。