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プログラムデザイン

有酸素の組み込み: 目的別の最小設計

健康増進・体重管理・心肺向上など目的別に、有酸素をレジスタンスと両立させる最小設計をまとめます。

プログラムデザイン

有酸素の組み込み: 目的別の最小設計

1. 有酸素を入れる目的を明確にする

有酸素運動は、健康増進、心肺機能の向上、体重管理、回復促進など複数の目的で用いられます。 目的が曖昧だと強度と量が決まらず、レジスタンスの質も落ちやすくなります。

2. 最小設計(まず続く形)

実務では、まず中等度以下の強度で頻度を確立し、必要に応じて上積みします。 強度は会話テストとRPEで管理すると再現しやすいです。

  • 健康増進: 会話可能な強度を中心に、継続できる頻度を作る。
  • 体重管理: 食事の最小変更+NEAT+中等度有酸素の組み合わせを基本にする。
  • 心肺向上: 継続が確立したら、短時間の高強度要素を必要時のみ追加。

3. レジスタンスとの両立(干渉を避ける)

有酸素を増やし過ぎると、疲労が増えてレジスタンスの漸進が進みにくくなることがあります。 実務では、疲労指標(睡眠、主観疲労、RPE上昇)を見ながら、量と頻度を調整します。

  • 同日実施: 目的に応じて順序を考え、品質が必要な種目を優先。
  • 別日実施: 回復が厳しい場合は別日に分ける。
  • 低強度: 疲労が強い週は低強度で継続を守る。

4. 強度設定(会話テストとRPE)

「会話が可能」なら低〜中強度、「断続的にしか話せない」なら高強度の目安になります。 RPEも併用し、体調変動に合わせて調整します。

5. 注意点

  • やり過ぎ: 有酸素の追加で回復が崩れると本末転倒になります。
  • 疼痛: 関節痛が出る場合は種目(バイク等)を変更します。
  • 安全: 高リスクが疑われる場合は医療連携を優先します。

例題

Q. 体重管理が目的で、有酸素を追加したい。最初の設計として適切なのはどれか。

解答・解説

A. 会話可能な強度を中心に頻度を確立し、必要に応じて上積みする

最初から高強度に寄せると継続が崩れやすいです。まず続く強度と頻度を作り、段階的に調整します。

確認テスト(3問)

Q1: 有酸素を入れる目的の例を1つ挙げよ。
A: 健康増進、心肺向上、体重管理、回復促進のいずれか。
Q2: 強度設定で実務的に使いやすい指標はどれか。
A: 会話テストとRPE。
Q3: レジスタンスとの両立で見直すべき兆候の一例は何か。
A: 睡眠悪化、主観疲労増加、同一負荷のRPE上昇。

要点まとめ(箇条書き5つ)

  • 目的: 健康・体重・心肺・回復などを明確化
  • 最小設計: 中等度以下で頻度確立→必要なら上積み
  • 両立: 疲労指標を見て量と頻度を調整
  • 指標: 会話テスト/RPEで強度管理
  • 注意: やり過ぎ・疼痛・安全性を優先

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