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プログラムデザイン

痛みが出た時: ROM/テンポ/種目の調整

疼痛や違和感が出たときの対応を、負荷調整レバー(ROM・テンポ・種目)として整理します。

プログラムデザイン

痛みが出た時: ROM/テンポ/種目の調整

1. まず優先する考え方

痛みや違和感が出た場合、最優先は安全性です。痛みを我慢して続ける設計は、長期の継続を壊します。 実務では「中止か継続か」ではなく、「どの変数を下げれば安全に続けられるか」を考えます。

2. 痛みの確認(最低限の聞き取り)

  • 部位: どこが痛むか。
  • 動作: どの局面で痛むか(開始/切り返し/終末)。
  • 強度: 0〜10などで目安を取る。
  • 増悪: 続けると増えるか、軽くなるか。

3. 調整レバー(ROM→テンポ→種目→量/強度)

痛みがある場合は、関節負荷を下げ、動作制御を高める方向で調整します。順序を決めておくと迷いにくいです。

  1. ROM: 痛みが出ない範囲に可動域を制限する。
  2. テンポ: 反動を減らし、コントロールできる速度にする。
  3. 種目: 関節に優しいバリエーションへ回帰する。
  4. 量/強度: セット数や重量を下げ、余力を残す。

4. 代替の考え方(パターンは維持)

痛みが出たからといって、運動パターンをゼロにすると継続が崩れやすいです。可能な範囲で同じパターンを維持し、 刺激を「別の安全な形」に置き換えます(例: バーベルスクワット→ゴブレットスクワット)。

5. 医療連携の目安

痛みが増悪する、神経症状がある、安静時痛があるなどの場合は、運動で様子を見ません。医療連携を優先します。

例題

Q. スクワットで膝に違和感が出た。最初の調整として適切なのはどれか。

解答・解説

A. 可動域を制限し、痛みが出ない範囲でフォームを再評価する

まずROMで負荷要因を下げます。次にテンポや種目回帰を検討し、安全性と継続性を確保します。

確認テスト(3問)

Q1: 痛みが出たときに最優先するのは何か。
A: 安全性(禁忌回避)。
Q2: 調整レバーの順序の最初はどれか。
A: ROM(可動域の制限)。
Q3: 医療連携を優先しやすい状況の一例は何か。
A: 痛みの増悪、神経症状、安静時痛。

要点まとめ(箇条書き5つ)

  • 優先: 痛みが出たら安全性を最優先
  • 確認: 部位・局面・強度・増悪の最低限を把握
  • 調整: ROM→テンポ→種目→量/強度の順で操作
  • 代替: パターンは可能な範囲で維持し、形を置換
  • 連携: 増悪・神経症状・安静時痛は医療優先

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