STRENGTH ARTS
Academyに戻る
エクササイズテクニック

補助種目の選び方: 弱点に合わせて組む

補助種目を「何となく」入れず、目的と弱点に合わせて選び、主動作の改善につなげます。

エクササイズテクニック

補助種目の選び方: 弱点に合わせて組む

1. 補助種目の役割

補助種目の目的は、主動作(メイン種目)の質と成果を上げることです。 目的が曖昧だと種目が増え、疲労だけが増えることがあります。実務では「主動作の何を改善するか」を先に決めます。

2. 弱点の分類(どこが弱いのか)

  • 技術: フォーム再現性が低い、タイミングがずれる。
  • 可動域: 必要なROMが出ず、代償が出る。
  • 筋力: 特定局面で失速する(ボトム/中間/ロックアウト)。
  • 筋持久力: 反復で崩れ、終盤で代償が増える。

3. 選び方の基本(主動作→局面→要因)

まず主動作を決め、次に崩れる局面(開始/切り返し/終末)を特定し、最後に要因(技術/ROM/筋力/持久力)を仮説化します。 補助種目は、その要因に最短で当たるものを少数選びます。

4. 具体例(目的別)

  • スクワットのボトムで崩れる: 可動域制限スクワット、テンポスクワット、ゴブレットなど。
  • ヒンジで腰が丸まる: ヒップヒンジドリル、RDLの軽負荷反復、可動域制限。
  • プッシュで肩がすくむ: インクライン、マシン、肩甲帯制御のドリル。

5. 注意点(入れ過ぎ・目的逸脱)

  • 数を増やし過ぎない: 補助が増えるほど回復が崩れやすい。
  • 主動作の質を優先: 補助で疲れて主動作が崩れる設計は避ける。
  • 評価で入れ替える: 2〜4週で効果を見て、必要なら入れ替える。

例題

Q. 補助種目を選ぶ手順として最も適切なのはどれか。

解答・解説

A. 主動作の崩れる局面を特定し、要因に当たる種目を少数選ぶ

補助は目的が命です。局面と要因を明確にし、少数で効果を出す設計が安定します。

確認テスト(3問)

Q1: 補助種目の目的は何か。
A: 主動作の改善(質と成果の向上)。
Q2: 弱点の分類の一例は何か。
A: 技術、ROM、筋力、筋持久力。
Q3: 補助を増やし過ぎるリスクは何か。
A: 回復不足により主動作の質が落ちる。

要点まとめ(箇条書き5つ)

  • 役割: 主動作の弱点を狙って改善につなげる
  • 分類: 技術・ROM・筋力・筋持久力で切り分け
  • 手順: 主動作→局面→要因→補助を少数選択
  • 運用: 2〜4週で効果を見て入れ替え
  • 注意: 入れ過ぎは回復を崩し主動作を悪化させる

ここから先は会員限定です

STRENGTH ARTSの全講義コンテンツやトレーニング記録アプリを利用するには、無料の会員登録が必要です。