押しつけずに行動を促すコミュニケーションを整理し、質問・傾聴・要約で主体性を支えます。
行動変容では、正しい情報を伝えるだけでは不十分なことがあります。クライアントが「自分で決めた」と感じるほど、 継続率は上がりやすくなります。したがって、トレーナーは説得よりも、理解と意思決定を支える関わり方を選びます。
実務では、次の3つをセットで使うと会話が安定します。
「できそうか」を0〜10で評価すると、曖昧な感覚を具体化できます。さらに「なぜその数字か」「1上げるには何が必要か」を聞くと、 具体的な障害と対策が出やすくなります。
提案は「1つに決め打ち」より、2〜3案の選択肢を出して本人に選んでもらうほうが継続につながりやすいです。 ここでのポイントは、選択肢を現実的な難易度に揃えることです。
心理的な悩みが強い場合や、摂食障害が疑われる場合などは、無理に介入を続けません。 トレーナーは安全な範囲で支援し、必要に応じて専門職への相談を促します。
Q. クライアントが運動継続に消極的である。コミットメントを引き出す対応として適切なのはどれか。
A. 開かれた質問と要約で障害を明確化し、現実的な選択肢から本人に選ばせる
説得よりも、本人の状況を整理し、実行可能な案を本人が選ぶことが継続につながりやすいです。