STRENGTH ARTS
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施設と管理

施設のレイアウトと空間・機器の配置基準

安全なトレーニング環境を提供するための第一歩。通路の幅や鏡の高さ、ストレングス機器の配置など、NSCAが定める厳格なクリアランス(間隔)基準について解説します。

1. 通路と機器のクリアランス(間隔)

トレーニング施設において、最も重要なのは「安全な動線」の確保です。車椅子でのアクセスも含め、メインの通路は最低91cm(36インチ)の幅を確保しなければなりません。
また、バーベル、マシン、ウエイトツリーなどの「機器と機器の間隔」も同様に最低91cm離す必要があります。これにより、選手がバーベルを落とした際に隣の選手にぶつかる事故や、スポッター(補助者)が安全に移動できない事態を防ぎます。

2. 鏡と床材の配置基準

施設にはフォームを確認するための鏡が不可欠ですが、割れると大事故に繋がります。そのため鏡は、転がってきたダンベルやプレートがぶつからないよう、床から最低50cm(20インチ)高い位置から設置します。また、ダンベルラックなどの機器からは最低15cm(6インチ)離します。
床材については、プラットフォームには木材(足が滑らず力が伝わりやすい)を使用し、その周囲やマシンの下にはラバー(衝撃吸収)を敷くのが一般的です。天井高は、オリンピックリフティングやプライオメトリクスを行う場合、最低でも3.6〜4.3m(12〜14フィート)が必要です。

3. 機器の配置のルール

指導者(CSCS)が部屋のどこからでも全体を見渡せるように機器を配置します。したがって、パワーラックやスクワットスタンドのような「背の高い機器」は壁沿いや部屋の隅に配置し、中央にはベンチや低いマシンを置きます。
また、フリーウエイトエリアは最も指導者の目が届く場所に配置し、ストレッチやウォームアップを行うエリア(1人あたり最低4.6平方メートルの空間が必要)を別に設けるべきです。

理解度チェック:例題

Q. ストレングス&コンディショニング施設において、プラットフォームやマシンの間に確保しなければならない「安全のための最小間隔(クリアランス)」は何cm(インチ)でしょうか?

▶ 答えと解説を見る

A. 91cm(36インチ)

解説: NSCAのガイドラインでは、安全な通行とスポッターの作業スペースを確保するため、あらゆる機器間、および通路の幅において最低91cm(36インチ)のクリアランスを求めています。